2021参加団体 かわごえ里山イニシアチブ

理念・団体概要


かわごえ里山イニシアチブは、田んぼを中心とした人と生きものにやさしい地域を目指し、田園風景を保全・創造し、自然と調和した安全・安心な暮らしのできる里山づくり、地域循環型地域社会づくりを理念として活動している団体です。

2014年に市民団体「かわごえ里山イニシアチブ」として設立し、農家、個人、大学、 行政、団体などとゆるやかな連携をしながら田んぼの環境保全や田園風景の保全、田んぼ文化の伝承など、都市型農村の特徴を活かした田んぼ活動をしています。

「人がつながり、生きもの育む里山・街づくり~田んぼからつながる・ひろがる生きもの 人の輪 地域の輪~」を掲げて、人と生きものが共生して環境豊かな地域づくりを目指して活動しています。

2018年1月にNPO 法人としての認定を受け、同年に彩の国埼玉環境大賞の「大賞」を受賞しています。
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0501/h30kankyoutaishou-kettei.html

  

活動内容
 

川越市北部の山田・福田地域の農村で、農家と非農家(消費者)が連携して人と生きものが共生する環境保全型農法でお米作りやマコモ栽培を中心にした『生きもの(いのち)育む田んぼプロジェクト(以下、田んぼプロジェクト)』に取り組んでいます。

この田んぼプロジェクトでは、生きもの育む生物多様性による農法を学び、食の安全、食料自給の大切さ、田んぼ文化を学びながら地域づくりをしており、2016年に「国連生物多様性の10年日本委員会の認定連携事業」となりました。
https://undb.jp/authorization/3515/

田んぼをフィールドにした活動は、田んぼがお米づくりだけではない多様な価値に注目し、稲作文化やマコモ文化、自然の環境保全や景観といった経済的な側面では測ることのできない田んぼの多面的機能に着目して活動し、環境豊かな地域づくりを目指しています。

田んぼは、コミュニティ作りの場でもあり、食の安全や食育、耕作放棄地の活用などにもつながり、ひいては失われつつある田園風景を取り戻します。

6年目を迎えた「田んぼプロジェクト」は、地域や大学、行政と連携して様々な活動を行い、地域の魅力の発掘など地域づくりに貢献し、地元の理解や支援に支えられながら活動しています。

かわごえ里山イニシアチブでは、いくつかの部活動があります。

2021年度には特に、養蜂という新たな分野が加わり、現在、田んぼIoTシステム部、有機栽培畑部、ホタル部、かるがもガーデン花壇部と農作業の合間を縫って活動の幅を拡げ田んぼ地域の賑わいを見せています。

 

私たちの活動とSDGs
 

私たちは、都市型農村の特徴を生かして、自然と調和し人と生きものにやさしい田んぼ活動を行い、誰もが安心して安全に暮らせる自然と人間が共生できる環境豊かな里山づくりを推進し普及していくことを目的に活動しています。

具体的なSDGsにおける私たちの活動は次のようなものになります。

対象項目3-9
2030 年までに、有害化学物質、ならびに大気、水質及び土壌の汚染による死亡及び疾病の件数を大幅に減少させる。
私たちの活動
農薬や化学肥料を使わない田んぼで農産物を生産し、食と健康に寄与します。

対象項目11.a
各国・地域規模の開発計画の強化を通じて、経済、社会、環境面における都市部、都市周辺部及び農村部間の良好なつながりを支援する。
私たちの活動
都市型農村の特徴を生かし、環境にやさしい農業で都市と農村をつなぎ、人と人、人と生きものつながりで環境豊かな里山づくりを目指します。

対象項目15-4
2030年までに持続可能な開発に不可欠な便益をもたらす山地生態系の能力を強化するため、生物多様性を含む山地生態系の保全を確実に行う。
私たちの活動
生物多様性有機農法による米作りやマコモ栽培を行っています。

  
 

【参加者募集中】
 

私たちの活動に興味がありましたら、一緒に参加してみませんか!

FB:https://www.facebook.com/kawagoesatoyama

HP: http://kawagoesatoyama.ciao.jp/

問い合わせ先:hatsukarinosato@googlegroups.com

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